平成22年度学科説明会Q&A

入試に関して

■ 入試全般に関して

Q:入学する学生に対して、期待することは何ですか?
A:学習に対する意欲と、音楽・芸術に関して幅広い興味や関心をもっていることを期待します。

Q:自己表現や面接、小論文などの様々な選考方法を課していますが、何を最も重視して選抜しているのですか?
A:点数配分は入学者選抜要項に記載されているとおりで、試験全体を総合的に判断します。

Q:センター試験の足切りはありますか?
A:特にありません。

Q:センター試験の模試でE判定です。あきらめた方がよいですか。また骨伝導の研究など、聴力障害の方に役立つような研究はできますか?
A:センター試験の点数だけではなく総合点で判定しますので、ご自身で判断してください。骨伝導の研究は現在特におこなっていませんが、研究内容の設定によっては可能なテーマだと思います。

Q:一次試験に合格後、二次の試験日の日程に関して遠方の受験者に対する配慮はあるのでしょうか?
A:個々の受験生の事情に合わせて日程を組むのは困難なため、公平を期すために特別な配慮はしていません。

Q:遠方から受験に来ている場合、面接試験前日などに練習室を貸していただけるのでしょうか?
A:試験当日の控え室以外に特に練習室の用意はありません。

■ 個別学力試験(音楽)について

Q:個別学力検査(音楽)について教えてください。高校の音楽の授業の範囲以外(楽典等)を準備する必要はありますか?
A:募集要項に記載されている範囲からの出題となります。過去問を参考にして各自でご判断ください。

Q:地方の高校に通っていますが、学校で使っている音楽の教科書でも問題はありませんか?
A:教科書は通常複数の出版社から出されており多少の違いはありますが、出題範囲として大きな違いは無いと考えています。音楽1,2,3というのは教科書から出題されるという意味ではなく、あくまでもレベルの設定ですので、教科書に載っていない内容が出題されないという意味ではありません。

Q:音楽1,2,3 に関して高校で履修してなくても、個人的に勉強すればいいですか?
A:はいそうです。高校の音楽の先生などに相談してみてください。

Q:音楽の試験(個別学力検査)はいつからはじまりましたか? 過去問はありますか?
A:平成22年度からです。過去問は音楽学部教務係に請求すれば手に入ります。
請求方法はhttp://www.geidai.ac.jp/enter/material.htmlをご参照ください。

Q:音楽の教科書の範囲のテストは音検(音楽検定)と関係ありますか。あるいは音検と関係あるとしたら何級レベルですか?
A:関係ありません。

Q:作曲に関する個別レッスン等、高校時から何かしらの個別レッスンを受けた方がいいですか?
A:作曲に限らず一般的に音楽の技術の習得には早期の個人レッスンが有効ですが、音楽環境創造科では、入学後に和声などの作曲技術を初歩から指導しています。

Q:高校で音楽の授業をとっていないのですが、音楽の試験は独学でカバーできますか?
A:個人差があるのでお答えできません。高校の音楽の先生などに相談してください。

■ 小論文について

Q:小論文においてどのような対策をしていけばよいか教えてください。
A:音楽、芸術に関する書籍、文学作品、社会批評などたくさんの本を読み、文章を書いておくことをおすすめします。

Q:小論文は文章(課題)を読んで書くタイプか、それとも自由に書くタイプでしょうか?
A:小論文の形態は決まっている訳ではなく、毎年出題内容を検討して決めていますので一概には言えません。

Q:小論文のテーマはいつ知ることができますか?
A:二次試験の当日までに出題内容を公開することはありません。

■ 面接、自己表現について

Q:面接の詳細を教えてください。(全体の時間、方式、自己表現の時間・内容、用意されている機材、持ち込み機材・メディアなど)
A:面接は全体で15分程度。うち自己表現(準備時間も入れて5分間)を含みます。複数の試験官が面接します。機材の詳細は入学者選抜要項を参照してください。試験会場にピアノとAV機器は用意されています。それ以外の機材は各自自己責任でご用意ください。

Q:面接の自己表現について、演奏・パフォーマンス・プレゼンテーションは、2つ以上を織り交ぜた内容でもよいですか?
A:かまいません。

Q:面接の自己表現について、著作権等の権利の存在する曲の演奏等を行ってもよいですか?
A:面接は教育目的かつ非公開なので問題ありません。ただし曲目や作曲者名など、出典について答えられるようにしておいてください。

Q:面接の自己表現について、評価のポイント・過去の例を教えてください。
A:過去の例など面接の詳細はお答えできません。
自己表現は実技試験ではありません。演奏技術の上手下手が重視されるとは限りません。
自己表現に何を選択し、何を伝えようとしたのかなどを準備も含めて総合的に見ています。

Q:面接の待ち時間に、自己表現の準備(コンピュータを起動したり、簡単な配線など)をすることは可能ですか?
A:大丈夫です。

Q:プロジェクターを使うとして、それを投影するものはありますか?自己表現の時に照明を変えることはできますか?
A:ホワイトボードを用意しているので、プロジェクターを持ってきて投影させることは可能です。照明に関しては、現段階で入試会場が決まっていませんのではっきりとは言えませんが、部屋を真っ暗にする事は難しいと思います。

Q:ギターアンプなどの持ち込みは可能ですか?
A:可能です。電源の取り口は用意しています。

Q:自己表現で楽器演奏を行う場合、音出しのための準備室などはありますか?
A:あります。

Q:自己表現をする部屋の床はどのような床ですか?
A:部屋は正式に決まっていないのですが、例年は木の床です。素足でやるようなものは危ないかも知れません。
12月頃に出る募集要項には部屋の詳細が掲載されます。

Q:自己表現でピアノを弾こうと思っていて、曲が5分以内で終わるものを選んだほうがいいのか、それとも5分を越えるものでも途中で演奏を切られると考えて演奏するのはどちらがいいのでしょうか? 曲については、難易度重視なのか表現力重視なのか、あったら教えてください。
Q:自己表現の時に5分程度なっているがその時間を過ぎたら減点となるのか、若しくは5分で打ち切られるのでしょうか?
A:5分を超える場合、特に減点になることはありませんが、試験官の指示によって中断してもらいます。
自己表現は実技試験ではなく、あくまでも何を表現したいのかを見る事に主眼を置いています。内容についてはその事をふまえて各自で判断してください。

Q:面接の自己表現では、例えばピアノがどれくらい弾けるか?どういう表現を自分ができるかを見られるだけなのでしょうか? どういうところを見たいのかを教えてください。
Q:実技試験(面接、パフォーマンス)の際、先生方が最も重点的に見るポイントを教えてください。
A:前項の回答と重複しますが、「あくまでも何を表現したいのか」をその後の質疑応答も含めて判断しています。

Q:ピアノ・ヴァイオリンといったクラッシック音楽で使用される楽器を演奏できなくても大丈夫ですか? 私はエレキギターしか演奏できません。
A:問題ありません。

Q:自己表現の時に日本語ではない言語で発表することができますか?
A:表現の手段として必要であれば日本語以外を使用することは問題ありません。ただしその後の面接において、日本語での説明を求められる場合があります。

Q:入学試験の時の会場に備えられているAV機器というものはどのくらいの範囲なのでしょうか?例えばノートパソコンは持参であるとか、USBメモリのみでいいとかはありますか? プレゼンの時に紙の資料を提示したい場合、貼り付けるためのボードなどは用意されているのでしょうか?
A:パソコンは特に用意していませんので必要であれば持参してください。紙を貼付けるためのホワイトボードは用意しています。詳細は12月頃出される募集要項で確認してください。

授業に関して

■授業の方針について

Q:音楽環境創造科の使命、人材養成のヴィジョンを教えてください。
A:音楽・文化・社会の関わりについて強い関心を持ち、従来の枠を越えた観点で、音楽・文化環境の創造を志す人材の養成を目指しています。

■ プロジェクトに関して

Q:プロジェクトの選択は入学後いつごろ決めますか?
A:今年度(2010年度)の場合、入学後3ヶ月程度でプロジェクトの希望を提出し決定しました。選択の前にはプロジェクトの説明会をおこなっています。

Q:プロジェクトを同時に2つ受けることは可能ですか?
A:同時に開設しているので、複数のプロジェクトの履修はできません。

Q:希望したプロジェクトは必ず履修出来ますか?
A:原則希望どおりに履修出来ます。

Q:プロジェクトを複数受けることができないことはわかりましたが、例えばマネジメントを思いきりやりたいが録音技術にも興味があるというような場合、選択科目として履修していけばよいでしょうか?その場合かなり専門的に学ぶことはできるのでしょうか?
A:プロジェクト以外の専門科目はそれぞれの専任が開講している科目を履修できます。プロジェクトと比べるとどうしても密度の違いはありますが、本人の意欲によってより専門的に学ぶ事は可能だと思います。

Q:プロジェクト1の音楽制作は、作曲や演奏も音楽環境創造科の学生がおこなうのですか?
A:作曲は必ずプロジェクト1の学生がやります。楽器の演奏は上野校地の学生にお願いしたり、コンサートやCDの制作など最終的な発表では専門の演奏家にお願いしています。録音はプロジェクト3に担当してもらっています。

Q:プロジェクト1は主に作曲をメインにやっていきますが、記譜できるようにならないといけないのでしょうか?
A:器楽作品では記譜は最低の条件です。コンピュータ・ミュージックなどでは基本的に記譜をしませんが、音楽制作にとって記譜は重要であると考えています。

Q:プロジェクト1は音楽制作をするということですが、「吹奏楽」作品を作ることもありますか?また、どの程度の学生が電子音を使うのか教えていただきたいです。
A:楽器法を勉強するので、管楽器の作品(アンサンブル、吹奏楽、ビックバンドなど)も作曲します。電子音だけを素材に作曲しているのはプロジェクト1の学生の約三分の一です。ライブ・エレクトロニクスのように、楽器とコンピュータを使ったコンサート作品の創作や研究も行っています。

■副科実技関係

Q:副科ピアノについて教えてください。
A:希望者は1年から履修できます。ただし事前にオーディションがあり、一定のレベルにない場合は予備クラスに振り分けられます。

Q:副科実技はピアノ以外にありますか。
A:あります。器楽や声楽、邦楽などを履修することができます。ただしピアノ以外の副科実技の履修は2年生以降からになります。

Q:副科実技はピアノと他の器楽のように複数同時に履修できるのでしょうか?
A:複数の副科実技を同時に履修することは可能ですが、履修前に選考があるため、希望通り履修出来るとは限りません。

Q:副科実技はどれほどのレベルで教われますか? 専攻との差は?
A:本学の常勤、非常勤が教えます。専攻との差は授業時間や求められるレベルとして当然あります。

Q:副科管楽器からプロの奏者になることは可能ですか?
A:専攻の学生でもプロになるのは簡単ではありません。副科でプロの奏者になるのは本人の技術にもよりますが、難しいと思います。

Q:副科実技で指導していただく先生の希望はできますか?
A:できません。

Q:音環の生徒で副科ピアノをとっている生徒はどのくらいいるのでしょうか?
A:学年にもよりますが、7〜8割の学生が履修しています。

Q:千住キャンパスに副科実技のための練習室がありますか?
A:あります。

■その他の授業について

Q:プロジェクト以外の授業についてもう少し詳しく説明していただけますか?
A:学科が開設している授業の詳細(シラバス)は下記のホームページからご覧いただけます。
http://www.geidai.ac.jp/life/syllabus.html

Q:作曲の講義は、入学後どの程度のものから始めるのでしょうか(基礎からやるのかどうかなど)?
A:基礎からやります。ある程度修得している学生には、能力に応じた講義を受けることが可能です。

Q:他の科(器楽科や声楽家)との関わりはありますか?
A:色んな形でのコラボーレションがあります。

Q:音楽以外の芸術や文化の基本的なことを学ぶことはできますか?
A:芸術論や芸術史など学科で開講している授業の他、美術学部の授業の一部も受講することは可能です。

Q:音楽を含めた舞台の演出については学ぶことができますか?
A:できます。

Q:学校のパソコンはほぼ全てMacだったと思いますが、winユーザーでも大丈夫でしょうか?
A:特に学科としてどのようなコンピュータを使ったらいいか強制することはありません。

Q:ポピュラー音楽研究は具体的にはどのような事を過去にやってきましたか?
A:今年(2010年)の研究に限って言えば、アナログレコードがどのように流通しているか。韓流Kポップが今後どうなるか。などです。

Q:理数系の科目についてどのようになっていますか?
A:音響に関する科目は、学科で開設している音環概説2(音響)、録音や音響心理に関する講義などがあります。数学や物理の一般教養科目は現在大学として設定されていませんので、関連するプロジェクト(プロジェクト3)において必要に応じて講義や実習を設定しています。

Q:音楽環境創造科に入学しても、楽理科の授業を履修出来ますか?
A:楽理科が他科に開放している授業は受講可能です。

Q:障害者の音楽療法についての勉強はできますか? 「音楽を用いた癒し」と音響心理との関係性は全くないのでしょうか?
A:音楽環境創造科では音楽療法は扱っていません。音響心理は、音が人間の心理にどのような影響と与えるかを研究する分野ですが、本科ではかなり基礎的な研究を扱っています。音楽を用いて精神障害などを治療する研究は、医療行為となる場合がありますが、本科ではそのような研究はおこなっていません。大学院の応用音楽学の一部で音楽療法を扱っています。音楽環境創造科では音楽療法に関しては一切おこなっていませんが、医療機関にアートを届けたり、障害者とのアートプロジェクトなどを研究している学生はいます。

Q:大学院の応用音楽学で行われている音楽療法のゼミに学部生は参加できるのでしょうか?
A:参加できるものもあります。それとは別に、学部生のために開講されている授業が複数あります。

Q:発酵食品、お酒、ワインに聴かせるような音楽の研究はやっていますか?
A:やっておりません。

卒業後の進路に関して

■ 卒業後の進路

Q:卒業生の進路(就職した企業等)を具体的に教えてください。
A:進路の状況については、http://www.geidai.ac.jp/life/shinro20100501.pdfをご参照ください。
音楽環境創造科の卒業生は、進学が半分。就職は公共ホール、広告代理店、団体職員、劇団、web制作会社などです。

■資格取得に関して

Q:どのような資格が取れますか?
A:卒業要件単位とは別に、教職課程を履修することで「教員免許・中学(音楽)又は高校(音楽)」を取得できます。(資格取得には、単位の履修とともに定められた申請手続きを行うことが必要です。)

その他

■ 他学科、他学部との関わり

Q:他学部・他学科との関わりや、学外(地域等)との関わりはありますか?
A:それぞれの学生が主体的に様々な活動をしています。学生レベル・教員レベルで他学部・他学科との関わりがあります。

Q:千住キャンパスと、上野キャンパスを利用する割合はどのくらいなのでしょうか? 例えば学年によって違うのですか。実際、音環の学生が上野の学生と一緒に活動(サークルなども含む)する機会は多いのでしょうか?
A:個人の履修プランや学年によっても違いますが、語学や副科実技、教養科目は上野校地になります。曜日によって変えている学生が多いです。上野の学生との交流はサークルを含めて日常的に行われています。

Q:先端芸術表現科(美術学部)との交流などについて教えてください。
A:TAP(取手アートプロジェクト)や取手のアートパスなどで交流があります。

Q:音環ではクラッシック分野とどのようなつながりがありますか。また音環の先生はクラッシックをどのように見ておられますか?
A:上野の学生、教員との関連はいろいろな分野において密接にあり、クラシック音楽に関しても日常的に扱う機会は多いと言えます。クラシック音楽をどのようにとらえるかは、教員の専門分野によっても違いますが、様々な音楽の中のひとつの重要な分野としてとらえています。

■キャンパス見学、個別面談

Q:キャンパス見学は説明会の時以外でもできますか?
A:平常時は原則的に建物内への立ち入りはできません。芸術祭(上野キャンパス・平成22年度は9月3日(金)~5日(日))、アート・パス(千住キャンパス・平成22年度は12月18日(土)~19日(日))に是非お越しください。また、「職員によるキャンパス案内(上野キャンパスのみ実施/事前お申し込み必要)」を実施しております。詳細はhttp://www.geidai.ac.jp/enter/visit.html#2でご確認ください。

Q:アートパスで個別相談をしていただけますか?
A:アートパスを含め、個別の入学相談は設定していません。学科への質問はWEB上で随時受け付けていますので、質問などあれば問い合わせください。
http://mce.geidai.ac.jp/contact
ただし入試に関する質問は大学の入試案内をご参照ください。
http://www.geidai.ac.jp/enter/index.html

■奨学金、福利厚生施設など

Q:奨学金制度、学費の減免制度、分納・延納の制度がありますか?
A:あります。奨学金については、http://www.geidai.ac.jp/enter/scholarship.html#1 を、授業料減免・分納・延納制度については、http://www.geidai.ac.jp/enter/scholarship.html#2 をご参照ください。

Q:学食はありますか?
A:千住キャンパスにはありません。周辺の商店街の様々なお店を利用しています。

Q:寮はありますか?
A:あります。寮については、http://www.geidai.ac.jp/life/info/dormitory.html をご参照ください。

■留学生、留学制度

Q:留学生はどのくらいいますか?
A:大学案内(http://www.geidai.ac.jp/guide/issue/index.html#2 から「大学案内」へ)をご参照ください。

Q:音環の入学者数の中に留学生はどれくらい含まれていますか?
A:入学者数には留学生枠を特別にもうけていませんが、留学生は募集人数(20人)以外で受け入れています。

Q:在学生の海外への留学についてや、海外の提携大学について教えてください。
A:在学中に留学する学生は、自分の希望に沿った大学を探して、本学を休学して留学しています。
本学の国際交流協定校については、http://www.geidai.ac.jp/office/kenkyo/index_friends.html をご参照ください。ただし、その交流の内容は、演奏会交流等の短期の学生交流、研究交流を主としており、長期の交換留学に関してはプログラム化されていない状況です。

Q:留学した場合、大学を4年間で卒業できますか?
A:夏季休業期間等を利用した休学を必要としない短期の留学では問題ありませんが、学科では各学年でプロジェクトなど通年の必修授業があるので、留学などで半年以上休学する場合は4年で卒業することはできません。