平成25年度学科説明会Q&A

入試に関して

Q:学生を選抜するうえで、一番重きをおいているポイントを教えてください。
A:入試の配点は選抜要項に記載されており、その点数で合否が決定されています。

Q:ソルフェージュや楽典を勉強してきましたが、音楽環境創造科を受験するうえではそのような勉強は意味がないでしょうか。
A:面接での「自己表現」や音楽の試験などで、これまでの音楽のスキルや知識はアピールできます。

Q:面接は「一芸入試」なんでしょうか。
A:面接での自己表現が上手だったから合格できるというわけではありません。問題意識や、社会とつながるための力など、自己表現を通じて多岐に広がる可能性を理解し説明できる力が必要です。

Q:自己表現の時に、持ち込んではいけないものというものはありますか。
A:常識の範囲内でお願いします。

Q:自己表現では、音楽ジャンルの違いによって審査の違いが出てくるのでしょうか。
A:そういったことはありません。

Q:自己表現でクラシックピアノを弾く場合に、5分以内にするために、曲を一部分省略するときは、楽譜などで省略部分を提示すべきでしょうか。
A:アピールしたいことにあわせていただければ、どちらでも構いません。

Q:自作の論文や映像の発表と演奏を一緒にやりたい場合、演奏・パフォーマンス・プレゼンテーションのどれに該当するのでしょうか。
A:なぜ自分がこういうことをやるのか、それを何と呼ぶのか、ということを考えることも自己表現のうちです。

Q:自己表現で文章を提出したい場合は、5分以内で読めるものにしたほうが良いのでしょうか。
A:5分以内に目を通せる範囲内ということで構いません。

Q:自己表現においてプロジェクターを使用するときに、部屋を暗くすることはできますか?
A:部屋を真っ暗にすることはできませんが、自己表現のあいだ部屋の電気を消灯することはできます。毎年どの部屋が試験室になるかわかりませんので、状況に応じてやっていただくことになります。

Q:自己表現で映像を使用したいのですが。
A:選抜要項に使用できるメディアが書かれています。ただし、試験室の機材でどのように再生できるかということを一概に申し上げられません。確実な方法をご自身で考えて、準備を行ってください。なお、機材を持ち込んだ場合の接続や動作についてはこちらで保障できませんので、接続用のケーブルやアダプタなどは必ず持参してください。

Q:例えば映像だけ映像が得意な人に作ってもらって、自分はそれにあわせて演奏するなどはやっても良いでしょうか。
A:自分が関わった部分を明確にしていただければ問題ありません。

授業に関して

Q:コンサート音響は学べますか?
A:はい。実際に千住キャンパスでのコンサートや、上野キャンパスでのコンサートをお手伝いする機会があります。

Q:ソルフェージュの経験は必要ないとのことですが、やはり芸大ですので入学後には楽典や和声、ソルフェージュなどの力が必要になってくるのでしょうか。
A:ソルフェージュの授業もありますが、まったくの初心者が入ってきてもいいようにしています。また、ある程度訓練された方や、非常に能力の高い方にはより高いレベルの授業も受けられるようにしています。

その他

Q:作品をつくっていく際の芯となるものを身につける上で、必要なこととは何ですか。
A:学科の中で、さまざまなジャンルのことを学びながら、経験を積むことが大事だと思います。また、音楽だけに関心がいくのではなく、もっと広い社会的な関心を持って、自分の思想を形成し、それを語ることのできる言葉を身につけていくのが必要だと思います。どんどん吸収して、変化を恐れないことが重要です。

Q:入学後の環境についてですが、音楽演習室や上野キャンパスの練習室は使用できますか。
A:予約が必要な部屋もありますが、千住キャンパスの音楽演習室、上野キャンパスの練習室ともに使用できます。

Q:ほかの大学や専門学校でも、似たような学科がありますが、この学科でしか勉強できない強みはありますか。
A:ひとつは、日本最大級の美術学部や、映像研究科とのコラボレーションです。また留学生などとの交流を通じた国際交流も期待できます。1学年の学生が20人と少人数であることにより、教員による面倒見が良いということにもつながっています。日本のトップクラスにいる同世代の演奏者や制作者と4年間一緒に過ごしていくなかで「つながり」ができ、演奏家・制作者がどのようなことを考えているのかを普段から知ることができるのは強調できる点です。
さまざまな分野を専門とする教員が関わっていますし、その中で自分がどういう価値観を獲得していくのか、自分の立ち位置をどのように定め、どのように模索してゆくのかが問われる、非常に有意義な4年間になると思います。今すぐ社会環境に役立つ人材を育成する専門学校との違いですが、まだ誰も見たことのないような未来の環境をどのように計画・実現していくのか考え、より長いスパンで成熟していく人材を育成するのが大学の役割だと考えています。