このQ&Aは、事前に寄せられた質問と、説明会当日の質疑応答の概要をまとめたものです。
1.入試について
Q. 二次試験の面接の15分では何を聞かれますか?
A. 自己表現に対し、どのような意図でそれを行ったかについて伺います。それ以外にも小論文や志望動機書に書かれたことを元に、質問を行うこともあります。
Q. 二次試験の自己表現 どういった部屋でやられますか?
A. 実際に入試で使用する部屋はまだ決まっていないため、明確にはお答えできませんが、12 月に出る募集要項において、大まかな部屋の大きさや使用可能な機材について掲載される予定です。
Q. 自己表現での賛助出演を他人に頼むことは可能ですか?
A.試験会場には受験される本人以外は入室できませんので、ご自身でできることを行なってください。
また、補足ですが、試験会場まではエレベータが使えないので、階段を登って自力で運べるもののみ、持ち込みが可能です。
Q. 自己表現ではどのような点が評価されるのでしょうか?
A. 一概にいえませんが、プレゼンや演奏そのものの内容の良し悪しは一つの評価基準になります。しかし例えば演奏の上手さといったことよりも、なぜそのような自己表現をおこなったかといった理由を伝えられるかどうかが重要と考えています。
Q. 記述試験はいつ、どこで行われますか?
A. 記述試験は2月下旬に上野キャンパスで行われます。
Q. 入試合格者はだいたいどれくらいの得点を得ていますか?
A. 年度によってまちまちなので一概に言えません。
Q. 入試について 学科のセンター試験の国語は現文 現古 現古漢のどれでもよいのでしょうか?
A. 募集要項・入学者選抜要項をご参照下さい。
Q. 自己表現の試験会場に用意されるピアノは具体的にどのようなものでしょうか。グランドorアップライト又、ピアノのメーカーまで教えて頂きたいです。
A. 試験会場の決定が直前まで決まらないので、詳細な型名は特定できません。グランドピアノの予定です。
Q. 私費留学生の入試について。センター試験の場合は200点、200点、100点が各々の満点ということでしたが、私費留学生に対する日本留学試験は毎回満点が違い、最高点が変わります。この場合、私費留学生の点数基準はどうなりますか。
A. 私費留学生は、日本語検定試験の結果を参考にした上で、音楽の試験の点数で2次試験に進めるかを判断します。
Q. 小論文と面接の日程はどちらでわかりますか。
A. 詳しくは募集要項を参照してください。
2.プロジェクト,授業について
Q. 入学後に作曲と映像を学びたいのですが、上野の作曲科と違う点はどこでしょうか?
A. 音環でも、作曲科と同じように器楽作品を作るための和声の授業はある程度受講可能です。特にコンピューター・ミュージックは、プログラミング等かなりしっかり勉強できるようになっています。また映像のための音楽制作に関しては、大学院映像研究科とのコラボレーションを実践的な機会として学べるのが音環の大きな特長です。映像制作そのものに関しても視覚表現演習という授業で学ぶことができます。
Q. プロジェクト創作について コンピューター等を使用せず作曲することは可能でしょうか?
A. 器楽作品等の制作も可能です。
Q. プロジェクト音響について レコーディングに興味があるのですが、3Fスタジオや録音調整室の使用も学生は使えますか?
A. スタジオ検定という制度を設けており、その検定に合格すると決められた時間内で自由に使用が可能です。スタジオ検定ではスタジオを一人でも問題なく使用できるかどうかを確認しています。
Q. プロジェクト音響に所属しなくてもスタジオ検定は受けられますか?
A. スタジオ検定では、誰の助けも無く一人でスタジオの機材を扱える能力が要求されます。実質的にはプロジェクト音響に最低一年は所属していないと合格は難しいです。
Q. プロジェクト音響は音響システムを学べるとのことですが、音響機材の回路や電子楽器についても学べますか?
A. 「音響信号処理」、「電子工作創作表現」等の授業はありますが、それ以上の専門的なことについては自身で調べたり、教員や非常勤講師の先生に尋ねたりして主体的に学んでください。
Q. プロジェクト音響では録音機材を使用して録音を学べるとありますが、ライブやコンサートなどにおけるPA技術も学べますか?
A. PAの基本となる技術は、録音と共通することが多いので、学ぶことができます。また実際にPA現場で活躍している専門家をゲスト講師として実習してもらうこともあります。
Q. 2年前からプロジェクトの枠組みが変更されましたが、身体表現は入学後学べますか
A. 身体表現の実践を主体としたプロジェクトはありませんが、プロジェクト・アートプロデュースの作品制作として、身体表現をとりあげることは可能です。
Q. アートマネジメントに興味があるのですが、例えばオペラの制作等に関われますか?
A. 音環開設の授業でオペラ制作について学ぶ科目は開設していませんが、奏楽堂での学生企画としてオペラを企画して上演した例はあります。
Q.将来音楽制作に関する仕事につきたいのですが、ポピュラー音楽の編曲についても学べますか?
A.ポピュラー音楽に関する授業として、ジャズ・ポピュラー音楽理論Ⅰ・Ⅱ、ポピュラー音楽研究Ⅰ・Ⅱという授業を開設しています。
Q.アートパスなどの研究について 複数人で一つの研究を行い発表することは可能でしょうか?
A.共同制作はプロジェクトでの発表でも実際に過去に行われています。
3.その他
Q. 卒業後、海外の大学に行った人もいるようですが、在学中に海外留学できる制度はありますか?
A. 様々な留学の制度があります。例えば文科省の「トビタテ!」という制度を利用して留学した例もあります。