東京藝術大学 大学院 音楽音響創造

2025年度大学院説明会Q&A

このQ&Aは、説明会当日の質疑応答と、事前に寄せられた質問の概要をまとめたものです。


Q.外国人の研究計画発表で注意すべき点は何ですか?留学生は研究生を経ずに直接修士課程の入試を受けることは可能ですか?
A.修士課程の入学試験については、応募要項に記載の条件を満たしている方であればどなたでも受験可能です。

Q.音楽音響創造研究分野ではどのようなことを主なテーマとして研究しているのか。
A.過去に提出された修士論文の題目一覧と概要が学科ホームページに掲載されています。また、修士論文の本文は音環教員室で閲覧可能です。事前予約が必要なため、メール等で訪問希望日時をご相談ください。また、博士論文については大学図書館HPのリポジトリで公開されています。毎年12月の千住アートパスや、2月の卒展でも学生による発表を一般公開していますので、ぜひご来場ください。

Q.試聴試験の対策について、音圧レベルの判定の問題はどのように対策すればよいでしょうか?
A.自身がお使いの音楽ソフトウェアを用いて、レベルやEQの変化を実感してみてください。実技ですので、繰り返しの練習をおすすめします。

Q.社会人の受け入れは可能でしょうか?
A.可能です。ただし、学生個人ごとの研究対象に応じて異なります。修士課程では2年目の12月に論文を提出する必要がありますので、研究のペースは速く、忙しく過ごすことになります。

Q.他大学からの進学者はどれくらいいるかお尋ねしたいです。
A.入学年度によって比率は異なりますが、過去5年間では45%が音楽環境創造科以外からの入学でした。

Q.事前提出物について:研究計画書と必ず関連する必要がありますか?
A.基本的には修士課程で研究ができるかどうかを見ています。まったく関係がない作品がきても研究の能力・準備状況について判断できないので、関係のあるものが望ましいです。学科HPから過去の修士論文を見てもらえるとわかりやすいかと思います。

Q.入学後に研究テーマを変えることは可能ですか?
A.研究計画書によって当研究科で研究できるものかどうか判断しているので、マイナーチェンジはあってもメジャーチェンジはないと考えていただければと思います。

Q.服飾の大学出身なのですが入学できますか?
A.入試では出身がどこかということは関係なく、研究する準備が整っているかどうかを判断します。また、修士課程は最長3年しか在籍できないので、その年数で研究がしきれるかというところも大切です。

Q.研究生をした後に修士課程に行きたいと考えています。研究生と修士課程の違いを教えてください。
A.研究生は研究をするのが主目的の学生で、単位を取得することはできません(ただし、教員の許可があれば授業の聴講は可能です)。非正規生のため、学割を使えなかったり、メールアドレスのドメインが違ったりと細かな部分でも違いがあります。また、卒業の際に「修士」などの資格を得ることはできません。