東京藝術大学 音楽環境創造科

沼田 里衣

臨床音楽学

知的障害者を含む人々を対象とした即興音楽ワークショップや公演を行う傍ら、技術や価値観の差異を超えた音楽作りについて研究を行う。2005〜2017年「音遊びの会」代表、2014年より「おとあそび工房」主宰。2013年、音遊びの会のイギリスツアーの様子がNHKのEテレで紹介される。2016年、TEDxKOBEにて「美しい音楽とは?」というタイトルで講演。共著に『障がいのある人の創作活動―実践の現場から』(あいり出版、2016年)、『ソーシャルアート:障害のある人とアートで社会を変える』(学芸出版社、2016年)、『公共文化施設の公共性 運営・連携・哲学』(水曜社、2011年)、論文に「『動いている音楽』―社会的課題と結びついた即興音楽の美的戦略に関する一考察―」(『日本音楽即興学会誌vol.5』)など。博士(学術)。日本音楽療法学会認定音楽療法士。大阪市立大学文学研究科准教授。