音楽文化史
東京藝術大学音楽学部楽理科を経て、同大学大学院にて音楽学博士号取得。在学時から舞台演出に関心を抱き、第6回奏楽堂企画学内公募演奏会では《サーバ/周辺/世界――イプセン、グリーグ「ペール・ギュント」による音楽劇》(上演台本・演出担当)を発表。修了後もオペラを中心に演出家として活動し、近年は脚本執筆や実技指導にも力を入れる。また、テルアビブ大学での国際学会にオペラ研究者として登壇するなど、実践経験を活かした研究活動を行う。著書に「『ポルゲスの手記』に見るR.ワーグナーの楽劇像」(『音楽を通して世界を考える』第3章、東京藝術大学出版会)、「團伊玖磨の「宇宙」―オペラ《ひかりごけ》を中心に」(『オペラ/音楽劇研究の現在』、水声社)など。https://arisa-tachi-411.jimdofree.com