草原真知子先生を東京藝術大学にお招きして講義をしていただきます。
日時:2022年11月7日 14時40分より
場所:東京藝術大学、千住キャンパス、第2講義室
対象者:学内関係者
仮題「先端技術と表現:メディアアートの多様性」
概要:アートはその時代の社会や先端技術を反映する。ディジタル技術による社会・文化の変容がめざましい今、アーティストはそれらの変化ー新たな可能性や問題点ーをどのような形で表現しているだろうか。歴史的な視点を踏まえつつ「メディアアートの今」を紹介する。
草原真知子
東京都生まれ。1980年代前半からCGとデジタルアートのキュレーターとして展示、講演、執筆、教育を通じてメディアアートの発展と国際交流に尽力してきた。つくば科学万博、SIGGRAPH巡回展、世界デザイン博博覧会、21世紀☆みらい体験博などの展示企画、東京都写真美術館およびNTT インターコミュニケーション・センター [ICC]の開館準備、アーティストの自主団体Digital Imageの設立、レーザーディスク集『Computer Graphics Anthology 』(文献社、1989年)などの出版、IMAGINAやベルリン国際映画祭など海外での日本の作品の展示、アルス・エレクトロニカ・フェスティバルほか、SIGGRAPH、MILIA、ISEA、広島国際アニメーションフェスティバルなど国内外の公募展の審査など活動は多岐にわたり、海外での講演、講義、出版も数多い。人工生命やデバイスアートなどメディアアートの分野や写し絵、幻燈、パノラマなど日本の映像文化史の論文は各国で研究や大学教育に使われている。東京工芸大学、情報科学芸術大学院大学[IAMAS]、IMI、 神戸大学、UCLA、早稲田大学などで教育に当たり後進を育てた。早稲田大学名誉教授、デジタルハリウッド大学大学院招聘教授、日本大学大学院芸術学研究科講師。博士(工学)。