東京藝術大学 音楽環境創造科

フィリップ・マヌリ 特別講座


日時:2019年6月7日 19時 ※事前予約なしでご来場いただけます。
場所: 東京芸術大学 音楽環境創造科 千住キャンパス 3F スタジオA

〒120-0034
東京都足立区千住1-25-1
http://www.geidai.ac.jp/access/senju

 

概要:
リアルタイムでの作曲方法

エレクトリックシステムをリアルタイムで処理する方法、そして、このシステムを楽器や声ととどのように組み合わせることができるかを説明します。

更にエレクトリックミュージックの作曲方法に関して、自ら開発した以下のような音楽制作のためのシステムについての話をします。

– マルコフ連鎖のプロセス

– 3Fサウンドシンセシス

– 話された声を「旋律」に変換する方法

– ソフトウェアのAntescofについて

自分の作品の例として、Kein Licht、Skala、Lab.oratoriumを紹介します。

略歴:
フィリップ・マヌリ(Philippe Manoury)はフランスの最も重要な作曲家の一人であり、ライブエレクトロニクスの分野での研究者であり先駆者でもある。長らく作曲の教育を受けたが(とりわけ、Schoenbergの門下である、GérardCondé、Michel Philippot、およびIvan Malecの生徒であるMax Deutsch)、自らを作曲に関しては独学だと考えている。マヌリ自身は 「作曲は内なる要求から生まれなければならず、前提条件を必要とするべきではない。」と語っている。マヌリのキャリに関しては、既に最初の作品より実験から始まり、19歳で既に作品はすでにメジャーの現代音楽祭で演奏をされていた。以下、フィリップ・マヌリの略歴に関しては、ここを参照 (https://en.karstenwitt.com/philippe-manoury)。

LA COMPOSITION EN TEMPS RÉEL.

Comment composer avec les systèmes électroniques en temps réel ? Comment coordonner les ces systèmes avec le monde instrumental et vocal.

Je montrerai des aspects de mon environnement musical pour composer la musique électronique :

– Les processus de chaînes de Markov

– La méthode de synthèse 3F

– La “mélodisation” de la voix parlée.

– Le logiciel Antescofo

Je montrerai des exemples de mes œuvres Kein Licht, Skala et Lab.