ロンドンから東北被災地を考える。
―2014年「アートアクションUK」レジデンシー報告―【終了】

2012年に始まった「アートアクションUK」は、2011年東日本大震災以降のできごとをいろいろな形で残し、伝えようと活動しているアーティストたちを、イギリスに派遣し、アーティスト・イン・レジデンスとして滞在することで、作品制作や展覧会、シンポジウム参加を組織するなどさまざまな活動を続けてきました。
今回は、2014年5月中旬から5月初旬まで第3回レジデンシー・アーティストとして派遣された小森はるかさんと瀬尾夏美さんをお迎えし、活動報告を行います。滞在期間中、二人はロンドンの気鋭のアーティストを集めた芸術祭として注目を集めているDeptford Xに出品作家として参加し、インスタレーションを発表するとともに、ロンドンの国際交流基金やDeptford Xでトークイベントを行うなど、イギリスのアート関係者や研究者と意見を交換しました。
二人はロンドンで何を経験したのでしょうか?ロンドンは東日本大震災以降の被災地をどのように見ているのでしょうか。このような状況の中でアートが持つ意味とは何なのでしょうか。二人のアーティストの報告を中心に、「アートアクションUK」を主宰するロンドン在住のアーティスト本間かおりを迎え、日本側事務局を担当した毛利嘉孝が議論します。
興味のある方はどなたでも歓迎です。ぜひお越し下さい。

概要

日時:2014年7月15日(火)18:30-20:00
会場:東京藝術大学千住キャンパス 第1講義室
(〒120-0034 東京都足立区千住1-25-1)
主催:毛利嘉孝研究室
報告者:小森はるか+瀬尾夏美、本間かおり
司会:毛利嘉孝
Art Action UK:http://www.artactionuk.org/

プロフィール


小森はるか+瀬尾夏美
震災直後から定期的に東北沿岸部に滞在し、小森は映像、瀬尾は文章、ドローイング、写真を用いて、その土地に暮らす人々が発する言葉や振る舞いを丁寧に記録することを続けた。その成果は、報告会や展覧会を通して発表されてきた。2012年4月より陸前高田市に移り住み、この場所で起きる出来事に日々向き合いながら、作品制作や記録活動を現在も継続している。

2014.5 レジデンスプログラム「Arts Action UK」参加
2012.10 展覧会「3.11とアーティスト|進行形の記録」参加(水戸芸術館)
2012.3 上映会「星空と路」参加(せんだいメディアテーク)
2012.3 展覧会「つくることが生きること」参加(3331 arts chiyoda)

本間かおり
東京造形大学卒後、渡英。チェルシースクールオブアートにて修士号取得。ロンドンを拠点として作家活動をするとともに、UAL(ロンドン芸術大学)にて教鞭を取る。2012年スペイン、アクアゼロ賞受賞、2010年英国女性アーティスト賞受賞、2010年ハンガリー、国際ドローイング賞授賞。英国、米国、ドイツのコレクションに作品所蔵。2011年の震災後、毛利嘉孝、メリル・ドーニー女史とともに、アートアクションUKを立ち上げ、企画運営を行っている。