日常にアートとの出会いを。
現在進行形で生み出される表現を仲町の家へ届ける、藝大生によるプロジェクト。
#3 中岡尚子 / 堀江幹 / 伊藤明日奈《2番目の風を右に曲がって》
仲町の家の端っこに位置する六畳間。そこはかつて住まいであり、また同時に茶室でもあったという。茶室では元来、身をかがめてにじり口を通り抜けるという身体動作が、その内において誰もが等しい関係であるということを約束した。ある場所が持つ意味は決して固定されたものではなく、私たちの意識の持ちようとそれに紐づく振る舞い次第でいかようにも変わりうる。にじり口を通り抜けるように、身体を通じて空間への意識を異化することはできないか。振る舞いによってやわらかに変容する、場所と私たちの関係性を問いかける。
日時:2021年7/10(土)-8/23(月) 土日月祝 10:00-17:00 OPEN / 入場無料
※8/14(土)-16(月)は夏期のお休み
場所:仲町の家・音まちミリオン座(茶室)
主催:東京藝術大学大学院 国際芸術創造研究科 熊倉純子研究室
協力:NPO法人音まち計画
WEB:https://nakachoartseries20.wixsite.com/nas2021
問い合わせ:nakachoartseries2021@gmail.com(担当:京谷)
※本企画は「アートアクセスあだち 音まち千住の縁 拠点形成事業 パイロットプログラム」 の一環で実施しています。
※展示や開室のスケジュールは変更になる場合がございます。事前にSNSで情報を確認いただいた上でご来場ください。ウイルス感染防止に充分留意しながら実施していきます。