千住 Art Path とは、音楽制作/アートマネジメント/音響/舞台芸術/文化研究について学ぶ東京藝術大学音楽学部音楽環境創造科と、大学院音楽音響創造・同芸術環境創造に所属する学生が、この1年間の成果を発表する制作・研究展です。
本展に関わる学生は、学科の特性上まさに十人十色であり、会場には様々な作品や研究が並びます。学生の作品展示・研究発表の他、トークイベントやコンサートなどの企画もあります。私達がこの1年間で学習・発見したことをより多くの方々に知っていただきたいと思い、今年は「発見、よりどりみどり。」を掲げて準備して参りました。私達の発見が、ご来場してくださるみなさまの発見にもなることを願い、よりどりみどりな会場でお待ちしております。
日時
2012年12月15日(土)・16日(日) 10:00-18:00
会場
東京藝術大学 千住キャンパス
入場料
無料
特別企画1|レクチャー&コンサート『座席による音の違いを体感!』
楽器から音がどのように放たれ客席にどのように届くのか、楽器の音響測定を行った専門家による講義と、実際にその楽器を用いた演奏の二部構成となるレクチャー・コンサートを開催します。
第1部 バイオリンの音響放射特性の測定
第2部 バイオリンによるコンサート
ゲスト:牧勝弘[愛知淑徳大学准教授]
司会:丸井淳史[本学准教授]
会場:スタジオA
日時:12月16日(日)10:30開場 / 11:00開演
特別企画2|映画+シンポジウム+ミニライブ『社会と関わる音楽:311以降の芸術』
音楽は社会に対して何ができるのだろうか?芸術の政治的、社会的役割とは何だろうか?そもそも、アーティストとは、ミュージシャンとは何をする人なのか?東日本大震災以降、これらは多くの表現者にとってますます真剣な問いになりつつあります。今回は、反原発運動をはじめこれまで多くの社会運動の運動に関わってきたミュージシャン、大熊ワタルと音楽フェスティバル「プロジェクトFUKUSHIMA!」のドキュメンタリー映画を撮影した藤井光を迎え、音楽と社会、政治の関係を考えます。また、映画「プロジェクトFUKUSHIMA!」の上映とジンタらムータのミニライブも行います。
ゲスト:大熊ワタル[ミュージシャン、シカラムータ/ジンタらムータ]
藤井光[アーティスト、映画『プロジェクトFUKUSHIMA』監督]
司会:毛利嘉孝[社会学者、本学准教授]
会場:スタジオA
日時:12月15日(土)13:00-16:30
お問い合わせ
tel:050-5525-2742(音楽環境創造科)
e-mail:senjuartpath@gmail.com
web:http://www.senjuartpath.com/
twitter:@senju_artpath
主催:千住アートパス2012実行委員会
後援:足立区・足立区教育委員会