東京藝術大学 音楽環境創造科

プロジェクト[アートプロデュース]:関連記事

音楽ファイルの90年代 ─MOD/Trackerの今日的意義を考える【終了】

パソコンやネットワークが広く普及し始め、音楽制作や聴取に関するデジタル化が進められていった90年代。パソコンと音楽とをつなぐ技術、すなわち音楽ファイルの姿には、技術開発の方向性やその使われ方の点で多様な可能性が開かれていた。本シンポジウムで題材として扱うMOD、そしてMODシーケンサーソフトの総称であるTrackerも、そうした可能性の一つとして数えることができるだろう。 続きを読む »

文部科学省「スーパーグローバル大学創成支援」事業
研究会「都市空間と<社会に関与する芸術>」【終了】

9 Urban Biotopes in Johannesburg. Photo © Anthony Schrag

近年キーワードとして注目されている「社会に関与する芸術(Socially Engaged Art)」の実践は、現実の都市にどのように介入しているのでしょうか。その実践をどのように文脈化し、評価すればいいのでしょうか。 続きを読む »

文部科学省「スーパーグローバル大学創成支援」
Research project and Workshop series「Alternative in Asia」報告会【終了】

What is the “Alternative Culture” in the Asia ?
ACRL(Asian Caravan Research Labo)とは、東京芸術大学毛利嘉孝研究室を中心とする「アジアにおけるオルタナティブカルチャー」を考察するためのリサーチ・プロジェクトです。今日、アジア諸国ではアートやポピュラー音楽をはじめとする文化を通じた交流が活発になされています。しかし一方で、そうしたグローバルな文化とは異なるオルタナティブ・カルチャー(もうひとつの文化)が各地で誕生し、独自の広がりと発展をみせています。アジアにおける「オルタナティブ」とはなにか、そしてそのつながりや差異とはいかなるものなのでしょうか。 続きを読む »

文部科学省「スーパーグローバル大学創成支援」
公開シンポジウム
アジアのトランスナショナルなポピュラー音楽研究に向けて【終了】

English follows

1970年代の終わりからポピュラー音楽研究は、新しい研究領域として発展してきました。しかしながら、特にアジアではその研究の多くは国別に分断されており、トランスナショナルな視点からポピュラー音楽を捉えることはあまりなされてきませんでした。ポピュラー音楽の一つの特性は、国境という枠組みをやすやすと越えていくところにあります。とりわけグローバル化にしたがって情報や人の移動が活発に行われるようになるにしたがって、ポピュラー音楽のさまざまな見方を交換し、議論し、一緒に共同作業していくことがますます求められるようになっています。本シンポジウムは、アジアのさまざまな場で行われているポピュラー音楽研究の現在を考えることで、これからのトランスナショナルなポピュラー音楽研究の可能性を探ろうというものです。 続きを読む »

2月6日(金)〜8日(日)
東京藝術大学音楽環境創造科
大学院音楽音響創造・芸術環境創造
卒業・修了/制作・論文発表会 2015【終了】

開催概要

本発表会は、今年度東京藝術大学千住キャンパスを卒業・修了する学生が、本学で学んだ成果を作品や研究として発表する場です。音楽環境創造科と大学院音楽音響創造・芸術環境創造では、作曲、録音・音響、アートマネジメント、身体表現、文化研究、音響心理研究など、音楽やアートをとりまくさまざまな事象を扱い、学生ひとりひとりが独自の切り口から日々制作・研究に励んでいます。制作作品の上演や展示、論文の発表をぜひご覧ください。 続きを読む »

大友良英「千住フライングオーケストラ ファイナル」【終了】

千住を舞台に、凧や空から音が降ることを目指してやってきた千住フライングオーケストラのファーストステージ、いよいよファイナルを迎えます。ファイナルといってもオーケストラが終わるわけではありません。セカンドステージに向けての門出でもあります。 続きを読む »

シンポジウム「身体をめぐる社会学」
Symposium on Sociology of the Body【終了】

English follows:

こんにち身体は、ますます社会的、政治的、そして文化的な存在になっています。テクノロジー、とりわけメディアの発展、医療技術の変容、そしてファッションやコスメティックス、さらには整形にいたる身体変容技術の発展、性とセクシュアリティをめぐる言説の変化。今日、身体はどのように語ることができるのでしょうか? 続きを読む »

野村誠 千住だじゃれ音楽祭「千住の1010人」演奏者募集中!!!【終了】

今秋、野村誠と音まちが挑む「千住の1010人」という壮大なだじゃれ。この機会に千住の魚市場に音を奏でに来てみませんか?

千住に行ったことがあっても、なくても、 楽器が演奏できても、まったくできなくても、誰でも参加できちゃうコンサート「千住の1010人」演奏者大募集中!!! 千住に限らず、東京中、日本中、全世界から、ぜひご参加ください。 続きを読む »

特別研究会「暴力の音楽と音楽の暴力」【終了】

音楽は、決して政治的にイノセントなものではない。それは常に一定の権力構造の中で生み出され、権力構造を再生産する。一つの音楽を選択することは、しばしば別の音楽を抹消することである。言うまでもなく大学もまたそうした権力装置の一つにほかならない。

311以降、不穏な排他的ナショナリズムが広がる中、私たちはどのように芸術と国家、ポップカルチャー、大学、そして民主主義を考えればいいのか。『原発危機と「東大話法」』で東大独得の言説構造を徹底的に批判した経済学者安冨歩氏、フリーランスのジャーナリスト/写真家として福島の取材を続ける烏賀陽弘道氏、そして、「ろくでなし子」逮捕とその報道に抗議して(自称)音楽家となった打楽器奏者/作曲家片岡祐介氏という三人のラディカルな論客を迎え徹底的に討議する。 続きを読む »

ロンドンから東北被災地を考える。
―2014年「アートアクションUK」レジデンシー報告―【終了】

2012年に始まった「アートアクションUK」は、2011年東日本大震災以降のできごとをいろいろな形で残し、伝えようと活動しているアーティストたちを、イギリスに派遣し、アーティスト・イン・レジデンスとして滞在することで、作品制作や展覧会、シンポジウム参加を組織するなどさまざまな活動を続けてきました。
今回は、2014年5月中旬から5月初旬まで第3回レジデンシー・アーティストとして派遣された小森はるかさんと瀬尾夏美さんをお迎えし、活動報告を行います。 続きを読む »